著作権・意匠権について
制服リメイクの著作権、意匠権について
公的機関 著作権情報センター、 INPIT 東京都知財総合支援窓口に問い合わせをし回答を得ましたのでご一読ください。
著作権について
著作物に当たるものとして挙げられるものは音楽、文学、研究、美術などがあり
制服に関しては大量生産される工業製品となるため、著作権ではなく意匠権に関わります。
ハンドメイド作品を作る事が出来る数は極少数であり
制服を小さく作り直した事で不当な利益を相手に与えることはなく
模倣などで問題視される不正競争防止法には著作権保護の観点からは当てはまらないとの事。
但し、リメイク品は家庭内やごく身近な範囲内での使用にとどめておく事が望ましいそうです。
また、制服ではありませんが有名ブランドなどの衣服リメイクにつきまして上記は当てはまりません。
ご依頼がありましてもお引き受け出来ませんのでご了承ください。
意匠権について
制服について意匠権登録の有無同等に、依頼者から預かった被服をリメイクし、
依頼者へリメイク品をお返しする事は商品として社会に流通するものではないため、
お作りすることは可能です。
但し
似ている色や模様の生地を使用し、指定の制服であると認識できる衣服をお作りする事は、
不正競争防止法(商品形態模倣行為)に違反する可能性がある為
所属する学校などから許可を得て製作することが望ましいとの事でした。
市販の生地を使用したお作りを依頼される場合
依頼者ご自身が所属される幼稚園や学校、職場等へ
制服に似ている生地を使い、人形のサイズで作ることが可能かをご自身で確認し
承諾を得てからご依頼下さい。